底地は借地権者が使用しているため、売ろうにも買い手がつきにくい

底地

底地とは処分が難しい

紙の家

日本の土地に関する権利というのはやや難しいことになっています。もちろん、登記されている土地であれば問題はないのですが、その中でも借地権がついているものはなかなか処分しにくくなります。それは一体どんなものであるのか、といえば土地の所有は借地権があるので自由に売れないからです。
こうした土地のことを底地といいます。この底地というのは、どうしても多くの場合、不動産屋は扱いにくいので敬遠することが多くあります。その土地の良し悪しによっても違うのですが昔は辺鄙なところであったが、発展して相当に立地がよいところになった、という事情がありますとその土地から出て行ってもらうためにかなりの額を積むこともあります。
とにかく借地権を持っている人にその権利を返上してもらうことになります。買取をすることも決して珍しいことではないのです。そのあたりが底地の厳しいところになります。ですが、それでも十分に不動産としての価値がありますから、これは上手く利用するようにしましょう。借地権というのは不動産の権利の中でも相当に強いものになります。軽々しく設定しないほうがよい、というのが今現在の考え方の主流となっているのは確かでしょう。

底地のデメリットについて

底地(そこち)とは、地代を得ている土地のことです。この底地をもつ地主の方は、安定して地代が入ってくる上に、住宅として使用されている土地であれば、住宅用地の特例により土地の固定資産税は、更地の場合と比べて安くなります。しかし、注意する点もありますので、ここでは、その点についてご紹介します。
1.利回りが低い傾向にあります。例えば、同じ地域の同じ広さの土地があった場合、アパートやマンションなどの賃貸物件を建てた場合、利回りが8%あったとしても、地代としての利回りは1%程度ということはよくあります。
2.借地権者との交渉でトラブルになることもあります。特に、遺産相続で引き継いだ場合などは、借地権者との契約内容がはっきりしないことがあり、地代の金額や支払い方法、期間などの諸条件でトラブルに発展することもあります。
3.相続の際、底地は現金と同等の扱いとなるため、相続税の減額はありません。
4.底地の多くは借地権者が使用しているため、売ろうにも買い手がつきにくいです。また、ご自身で使用しようと思い立っても、借地権者との契約期間が残っていれば、ご自身が使用することができません。
これらの中でも、借地権者とのトラブルは避けたいものです。今後の収入に影響する他、契約期間が数十年にも及ぶことがほとんどですので、簡単に立ち退かせることもできません。

底地の資産価値が低い理由

底地(そこち)は、一般的に資産価値が低いと言われており、安く売り出しても中々買い手がつかないことも多いです。それでは、なぜそこまで資産価値が低くみられてしまうのでしょうか。資産価値が低い理由は、仮に購入しても、借地権者がすでに使用しているため、購入者は使えないことです。借地権者が契約した土地を借りられる期間は、地主が変わっても引き継がれますので、このようなことが起こります。地代が安いです。殆どの場合、購入価格に対して数%です。1%程度という物件もザラにあります。このように、同じ金額で不動産を買うのであれば、アパートやマンションを購入したほうが利回りが高いことが多いです。
借地権者との交渉を手間だと考える方も多いです。地代が入ってくるのは魅力的ですが、借地権者との話し合いが難航しているような物件を購入してしまった場合、購入してから借地権者との交渉を進めなければなりません。また、過去の事情がはっきりせず、違法な建て替えが行われていることもあります。
特に借地権者とのトラブルを心配する方が多く、個人で底地の購入を考える方は少ないです。これらのことから、底地が市場に売り出された場合、周辺の土地と比べて資産価値が低くなるケースが多いです。

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